問題が増えつつあるサッカー場での横断幕の使用

選手やチームを応援する気持ちを伝えたり、鼓舞することが役割の横断幕ですが、自分の主張を伝える手段に使ったり、目立つためのアイテムにしてしまう人たちがいます。真剣に応援したり、試合観戦を楽しみたい人の迷惑になったり、選手やクラブチームも水を差されてしまったり、ペナルティーを受けることになりかねません。サポーターが互いに注意しあうことで、マナーやルールを守った試合観戦を行えます。直接伝えるとトラブルになりそうなときは、問題ある掲出を見つけた時にすぐに警備員や運営に報告するなどして、スムーズな試合運営が行われるように協力しましょう。初めてスタジアムで応援する人は、禁止行為をよく確認してから応援に向かいましょう。白熱してきても自分の行動には責任をもって応援することが大切です。

応援目的以外の主張を記載したものを掲出

差別的な表現を書いた横断幕の掲出は、世界各地で問題になっています。日本でも差別的な内容のものが、日の丸と並べて掲出されたことがありました。当時は内容が不適切であった場合、掲示した当事者と話し合い合意の上で撤去するようになっていたため、すぐに取り外されずしばらくそのままになってしまっています。問題が起きてからは、各クラブチームにより観戦のルールが厳しくなっていいて、政治や思想、宗教的なものや差別、侮辱的な内容のものは横断幕でなくても一切掲示が禁止になっており、前もって許可を得たものだけ可能にしているようなところもあります。きちんとルールを守らないとほかのサポーターだけでなく、選手やチームにまで影響が及ぶため、応援以外の主張をしたものを作成し持ち込まないようにしましょう。

ルールを守っていない場所に掲出

スタジアムによっては、横断幕を掲出する場所が決められているところがあります。試合の運営や観戦の邪魔にならないようにするためで、サポーターは協力して守らなければならないルールの一つです。しかし、これまで勝手に手すりに括り付けたり、試合が始まってから掲出するなどのマナー違反を行う人も少なからずいました。初めての人は、チームやスタジアムの観戦マナーやルールをしっかりと確かめるようにしましょう。ビジターサポーターの場合も掲示可能位置が通常決められていますから、間違わないように注意が必要です。掲出の仕方についても、ガムテープの利用が禁止され、養生テープを使うように指示が出ているところもあります。広告や案内看板を隠したり、通路をまたいで塞ぐような掲示の仕方もできません。